これまで私は、語学習得を「才能ではなく設計の問題」として検証してきました。
高校英語でどこまで読めるのか。
単語は量より再遭遇なのではないか。
文法は最初に固めなくても前に進めるのではないか。
読むインプット学習は大人に向いているのではないか。
短時間でも設計されていれば蓄積するのではないか。
いくつかは手応えがありました。
いくつかは曖昧なままでした。
しかし、ひとつはっきりしてきたことがあります。
分野が散ると、再遭遇が弱い。
Business、Technology、Healthと記事を横断すると、
毎回「初見の単語」に出会う感覚が強くなります。
覚えているはずなのに、安定しないです。
そこでSLA考えた。
単語帳を増やすのではなく、
文法書をやり直すのでもなく、
分野を固定すればいいのではないかということです。
これは前回の記事の「SLA」の中の「外国語学習の科学」でも提唱されており、やってみる価値がると思います。
新しい仮説
ここから、長期検証に入ります。
仮説:
一分野に限定したインプットを継続し、理解を妨げる語彙・構文を例文単位で回収し続ければ、処理速度と理解の安定性は累積的に向上するのではないか。
ポイントは三つ。
- 分野固定
- 例文単位での処理
- 長期継続
単語だけを覚えない。
文法だけを勉強しない。
記事を読むだけで終わらせない。
「止まった箇所」を回収し、
文として保持し、
同じ分野で再遭遇させるます。
なぜBusiness分野なのか
理由は単純です。
- 専門語彙が比較的安定している
- 経済・企業ニュースは構文パターンが似ている
- 自分の関心とも一致している
継続できなければ検証にならないです。
だから「興味がある」ことは重要な変数です。
設計(3か月)
- BBC Business固定
- 1日1記事
- 抽出最大5箇所
- 例文化
- 音読3回
- 前日の例文を軽く確認
観察項目は:
- 理解度
- ストレス
- 読む速度
- 再遭遇率
- 継続性
これは勉強法の提案ではない
これは設計の検証です。
もしこの方法で処理が安定するなら、
語学習得は「才能」よりも
環境設計と再遭遇設計の問題である可能性が強まります。
逆に、変化がなければ
この仮説は棄却されます。
次の記事
まずは4週間続けます。
その後、中間報告を書きます。
そこで初めて、
- 再遭遇は起きているのか
- ストレスは減っているのか
- 抽出数は変化しているのか
を確認します。
ここからは、理論ではないです。
観察です。
3か月後、
この設計は生き残るでしょうか。
検証を始めます。

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