山口周氏の『読書を仕事につなげる技術』を再読しました。
読書を仕事につなげる技術 知識が成果に変わる「読み方&選び方」の極意 | 山口周のあらすじ・感想 – ブクログ
その中で、今回もっとも引っかかったのが「イケスを作る」という考え方でした。
正直に言うと、初読のときにも読んでいるはずの内容でした。
ただ、そのときはここまで強く意識に残らなかったです。
なぜ今回は引っかかったのか。
ここから一つの仮説が生まれました。
■ 仮説:再読とは“今の自分の課題に反応する行為”なのではないか
再読というと、一般的には「理解を深めるため」に行うものだと考えていました。
しかし今回の体験は少し違います。
むしろ再読とは、
「今の自分が抱えている課題に対して、反応する読書なのではないか」
と感じました。
今回で言えば、自分の中にはこういう状態があります。
- 本は読んでいるが、知識がうまく活用できていない
- 読んだ内容が流れていく感覚がある
その状態で再読した結果、「イケスを作る」という部分に強く引っかかりました。
つまり、内容を理解したというよりも、
**自分の課題に対して、その部分が“刺さった”**という感覚に近いです。
■ 「イケスを作る」が意味するもの
本書では、読んだ情報を蓄え、必要なときに取り出せる状態を「イケス」と表現しています。
単に読むだけではなく、
- 情報をストックする
- 必要な形に整理する
- 再利用できる状態にする
というプロセスが重要だとされています。
ここで重要なのが「抽象化」という考え方です。
■ 抽象化しなければ知識は使えない
この点については、『エンジニアの知的生産術』でも同様のことが述べられていた。
具体的な情報のままでは、その場限りで終わってしまいます。
一方で、抽象化することで
- 別の場面でも使える
- 自分の思考に組み込める
ようになります。
つまり、
抽象化とは“再利用可能な知識に変換するプロセス”なのではないか
と考えられる。
この点については、自分の中でもかなり納得感がありました。
■ 現状の課題:イケスを作る以前の問題
ただし、ここで一つ問題があります。
それは、
そもそも私の中には情報を整理する仕組みがない
ということです。
本書ではデジタルでの管理が推奨されているが、
自分にはデジタルで情報を整理する習慣がないです。
紙でメモを取ることはあっても、それが蓄積されていく感覚は弱く、検索が困難です。
デジタルに関しては、乱雑なメモしかやっておらず、最適化されていない状態です。
つまり、
イケスを作る以前に、“器”そのものが存在していない
というのが現状の課題になります。
■ 次のステップ
今回の再読で得られたのは、
- 再読の意味に対する新しい仮説
- 抽象化の重要性の再認識
- そして、現状の課題の明確化
だった。
ここから先は、この課題に対してどうアプローチするかになります。
次は「イケスを作るとは具体的にどういうことか」を整理し、
実際に自分の中で再現できる形に落とし込んでいきたいと思います。

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