【語学仮説#6】分野固定×例文回収という設計

これまで私は、語学習得を「才能ではなく設計の問題」として検証してきました。

高校英語でどこまで読めるのか。
単語は量より再遭遇なのではないか。
文法は最初に固めなくても前に進めるのではないか。
読むインプット学習は大人に向いているのではないか。
短時間でも設計されていれば蓄積するのではないか。

いくつかは手応えがありました。
いくつかは曖昧なままでした。

しかし、ひとつはっきりしてきたことがあります。

分野が散ると、再遭遇が弱い。

Business、Technology、Healthと記事を横断すると、
毎回「初見の単語」に出会う感覚が強くなります。
覚えているはずなのに、安定しないです。

そこでSLA考えた。

単語帳を増やすのではなく、
文法書をやり直すのでもなく、
分野を固定すればいいのではないかということです。

これは前回の記事の「SLA」の中の「外国語学習の科学」でも提唱されており、やってみる価値がると思います。


新しい仮説

ここから、長期検証に入ります。

仮説:

一分野に限定したインプットを継続し、理解を妨げる語彙・構文を例文単位で回収し続ければ、処理速度と理解の安定性は累積的に向上するのではないか。

ポイントは三つ。

  • 分野固定
  • 例文単位での処理
  • 長期継続

単語だけを覚えない。
文法だけを勉強しない。
記事を読むだけで終わらせない。

「止まった箇所」を回収し、
文として保持し、
同じ分野で再遭遇させるます。


なぜBusiness分野なのか

理由は単純です。

  • 専門語彙が比較的安定している
  • 経済・企業ニュースは構文パターンが似ている
  • 自分の関心とも一致している

継続できなければ検証にならないです。
だから「興味がある」ことは重要な変数です。


設計(3か月)

  • BBC Business固定
  • 1日1記事
  • 抽出最大5箇所
  • 例文化
  • 音読3回
  • 前日の例文を軽く確認

観察項目は:

  • 理解度
  • ストレス
  • 読む速度
  • 再遭遇率
  • 継続性

これは勉強法の提案ではない

これは設計の検証です。

もしこの方法で処理が安定するなら、
語学習得は「才能」よりも
環境設計と再遭遇設計の問題である可能性が強まります。

逆に、変化がなければ
この仮説は棄却されます。


次の記事

まずは4週間続けます。

その後、中間報告を書きます。

そこで初めて、

  • 再遭遇は起きているのか
  • ストレスは減っているのか
  • 抽出数は変化しているのか

を確認します。


ここからは、理論ではないです。
観察です。

3か月後、
この設計は生き残るでしょうか。

検証を始めます。

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