はじめに|このブログでやること
このブログでは、語学習得を
一つの長期プロジェクトとして検証していきます。
ノウハウのまとめでも、効率的な勉強法の断定でもないです。
やるのは、仮説を立て、試し、結果を記録し、考え直すことです。
語学学習については、世の中に無数の意見があると思います。
- 才能がないと無理
- 若いうちでないと遅い
- 留学しないと身につかない
こうした言葉を、半ば当然の前提として受け取ってあきらめてきました。
だが、本当にそうなのでしょうか。
プロジェクトNo.1のテーマを「語学習得」にした理由
語学ほど、努力しているのに報われない人が多い分野は珍しいです。
- 学校で何年も英語を学んだ
- 単語帳を何冊もこなした
- 文法書も一通りやった
それでも「使えない」「話せない」という感覚だけが残ります。
一方で、
同じ環境でも伸びる人がいます。
大人になってから上達する人もいます。
ここに強い違和感がありました。
もし語学が才能の問題なら、
ここまで結果にバラつきが出るのは不自然ではないか。
この疑問から、
語学習得を個人の資質ではなく、設計の問題として扱うことにしました。
中核仮説
語学習得は個人の才能ではなく、学習設計の問題である
このプロジェクトの中心に置く仮説は、これです。
多くの語学学習は、次のような前提で進められます。
- まず単語を覚える
- 次に文法を固める
- それから読む・聞く・話す
しかし、この「順番」や「分量」は
誰にとっても最適なのでしょうか。
もし学習設計が適切であれば、
- 遠回りせず
- 無駄に挫折せず
- 最小限の努力で
一定レベルには到達できるはずです。
このプロジェクトでは、
才能論をいったん脇に置き、設計論として語学を考えてみます。
何をもって「検証」とするか
このブログでの検証は、感想や気分では終わらせたくないです。
① 本・理論を起点に仮説を立てる
- 脳科学
- 言語学
- 学習論
これらを材料に、
「なぜその方法が効くとされているのか」を整理します。
② 仮説を小さく分解する
例として、こんな問いに落とします。
- 単語暗記はどこまで必要か
- 文法は後回しでも成立するか
- 読書中心の学習は有効か
- 毎日15分でも意味はあるのか
検証可能なサイズにすることを重視します。
③ 実際に試し、記録する
- 期間を決める
- 方法を固定する
- 結果と違和感を残す
うまくいかない結果も、重要なデータとします。
④ 仮説を更新する
- 有効だった点
- 失敗した点
- 向いていそうな人/向かなそうな人
ここで初めて、
「再利用できる知見」として整理します。
このブログの立場
このブログは、
万能の学習法を提示する場所ではないです。
代わりに、
- なぜうまくいかなかったのか
- どこで設計を誤ったのか
- どう修正すればよさそうか
その思考の過程を残します。
読者が
「自分ならどう設計するか」
を考えるための材料を提供することを目的とします。
プロジェクトNo.1の今後
次回以降は、この大きな仮説を分解し、
個別の仮説検証記事を書いていきます。
まずは、
- 語学習得をどう定義するか
- 現在の自分の語学レベル
- 最初に検証する仮説
ここから順に整理する予定です。
語学習得は、
才能の話にしてしまうと、思考が止まります。
だからこそ、このプロジェクトでは
設計の話として、最後まで考え続けてみます。